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ワークショップ参加者のレポート文

昨年の「がん・緩和ケアのソーシャルワーク」に参加された方からレポートを送っていただきましたので紹介します。

以下レポートです。

2014年がん・緩和ケアのソーシャルワークに参加して

刈谷豊田総合病院 樋渡貴晴

私は名古屋から日帰りで通いましたが、参加者の中には北海道や九州から飛行機で通われている方もいらっしゃり、この研修にかける意気込みを感じました。講師による全体講義、4〜5名に別れてのグループワーク、ロールプレイ、全体での振り返りとメリハリのあるプログラムが展開されます。ロールプレイは正直大変ですが、緻密に配慮されたプログラムの中で安全に行うことができます。

がん・緩和ケア領域をテーマとしながらも、田村先生が長年の臨床経験や研究を通して体得されたソーシャルワーカーとしての価値・知識・技術、加えて、家族療法・ブリーフセラピー・ナラティブセラピーなど関連領域のエッセンスを学ぶことができます。内容は具体的であり、「ことを運ぶのではなく、思いを運ぶ」、「”今ここで”を大切にする」「クライエントに何を言おうかと言葉を運んでいくのではなく、心で近づいていく中で出てくる言葉を使う。」など、学んだエッセンスは、研修終了後にも実際に実践していることが多いです。

活動指針

がん・緩和ケア部(以下 がん・緩和ケア部)は、がんと緩和ケアにおける医療福祉実践者を中心に対人援助職の専門性を高めること、及び具体的な相談支援を行うことを意図しています。

がん患者とその家族への支援は、国のがん対策をはじめその必要性が広く認識されてきています。実際に行う支援の基本は変わらないものではありますが、がん医療を取り巻く大きな変化から、第一線で支援をされている方達は様々な課題に直面し、その他達成へ向けた種々の相談を頂いてきました。

「がん相談支援センター内での,他職種間の共働のありかたは…?」

「緩和ケアチームができ 緩和ケアチームのメンバーには名前を連ねられたけど、具体的にどうすすめると効果的か? 」

「緩和ケア病棟に配属されたが、他職種とそんな風に連携していくと良いか?」

「ホスピス・緩和ケアに必要なボランテイア導入について、またボランテイア育成は?」

「辛さのただ中にある方に、どのように向き合っていけるのか…」

こうした、現場の現実的な課題をについて、共に組織の特性を考慮しつつ一緒に考え、

取り組みを支援していきたいと思います。

活動内容

3つを活動の柱としています。

研究活動

がん患者とその家族、そして遺族の心理社会的支援に関する研究活動をおこないます。

相談支援に関する臨床研究について、実践現場の臨床家との共同研究をおこないます。

また現場からの研究活動に関する支援を、おこないます。

教育・研修活動

・コンサルテーション

・スーパービジョン

・現任教育

臨床活動

がん患者とその家族そして遺族への、個別の相談支援を行います。