対人援助職のための

面接を整えるⅡ (感情編)

対人援助職は、「言葉」と「観察」を道具にクライエントに向き合い・寄り添いながら問題解決のお手伝いをします。『面接を整えるⅠ』では、面接を「場」「流れ」「援助者自身」等の多角的な視点から、何に留意して、どう整えるのか、整えることで対人援助にどのような影響があるのかを学びました。

『面接を整えるⅡ』では、アドバンスコースとして、実践力を高めることを目的に演習を中心に様々なテーマを扱っていきます。今回は、研修の要望が多い『「怒り」や「悲嘆」を表出するクライエントとの向き合い方・寄り添い方』をテーマに学びます。対応の難しさの中にとどまる意味の深さを一緒に体験しませんか?

<感情の焦点化>
「悲しみ」 は,失ったものに気づくことが必要であり,
「怒り」 は,適切な相手に効果的に向けられなければならない.
「罪悪感」 は,その妥当性が検討された上で癒され,
「不安」 は,確かにあるとわかってから処理されねばならない. (van der Hart, 1988)

 

【日時】 2日間1コース

2016年10月29日(土)10:00~16:30
2016年10月30日(日)9:30~16:00

【会場】

浅草橋 ヒューリックカンファレンス3階
東京都台東区浅草橋1-22-16  JR浅草橋西口30秒

【対象】

「面接を整えるⅠ」の受講歴のある方,
受講歴がなくても保健医療分野で臨床経験5年以上(または同等の臨床力)の方

【内容】

講義 & 演習
10月29日:怒りを抱えるクライエントに向き合う・寄り添う
~ 怒りの理解と適切な距離感 ~
10月30日:悲嘆を表出するクライエントに向き合う・寄り添う
~ 悲嘆の理解と適切な距離感 ~

【参加費】 20,000円

【講師】 福地智巴(静岡県立静岡がんセンター/WITH医療福祉実践研究所講師/ 他)

がんやホスピス・緩和ケア領域を中心に、臨床や教育に携わりながら、対象者の心や魂に寄り添うコミュニケーションのあり方について検討している。また、個人事業として、援助者自身が自分に出会い、自分の感性に触れ、育んでいくためのワークや、臨床に活用するための五感(色・イメージ・音・香り 等)を取り入れたワークを企画・実施している。

【申し込み】

2日間1コース 受付終了