furu のすべての投稿

コミュニケーション研修
~面接ロールプレイ 3時間強化トレーニング~

臨床は『一期一会』だからこその醍醐味はありますが、面接が終了した後に、「もっと違う言い方ができたかな…」「あれで良かったのだろうか」と振り返り悩むこともあるのではないでしょうか?特に臨床経験が少ない場合には、反省したけれど、どうすれば良かったのかが分からないまま、新しい悩みを抱えるという声もきこえてきます。

今回は実践力をあげるために、「実践する(筋トレ)」を目的にした研修です。

参加者全員がお互いの資源になることで実践力が磨かれます。臨床は経験が磨かれる場ではありますが、練習の場ではありません。大丈夫! みんな進化の途中という点ではお互い様です。恥ずかしがらずに共に自分を磨いていきましょう。

【内容】

「面接を整えるⅠ」の第3・4・5セッションを基盤に、特に第4セッション「対話における相互交流を整える」を中心に、対話のロールプレイを重ねて実践力を磨きます。
「観て」「聴いて」「やってみる」体験を通して、下記のような場面での自分の道具(知識・技術)を磨き、増やしていきましょう。

  • 出会い「はじめまして」から面接の目的(本題)に入る場面
  • 面接における沈黙の場面
  • 対話の流れが本筋からどんどんずれていく場面
  • 相談員に依存的だったり回答を求められるような場面
  • 他機関にファーストコンタクトを取る時の場面
  • その他 (受講者にトレーニングしたい場面をロールプレイで練習)

【講師】

福地智巴(静岡県立静岡がんセンター/WITH医療福祉実践研究所 他)
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心にソーシャルワークや心理臨床、教育等に携わり丸28年。WITH医療福祉実践研究所では、面接技術やコミュニケーションに関する研修の他、支援者が自身の感性に触れ,育み,臨床に活用するための気づきワークショップなどを実施している。

【日時】

2025年2月22日(土) 9:00~12:00(受付8:45~)

【方法】 オンライン

【定員】 25名(先着順)

【費用】  5000円

申し込み

2022年「隅田川七福遊び」

2025年 新年の御挨拶

新年 あけましておめでとうございます

2025年問題を考えていた時には、はるか先と思っていましたが、あっという間に2025年を迎えました。AIの普及も進みましたが、やはり人が人を支援することの大切さを感じることが多くなった昨今です。

問題を先送りせずに目の前の課題に誠実に取り組むことを継続し、保健医療にかかわる対人援助職の応援団として今年も歩みを進めていきたいと思っております。

本年もよろしくお願いいたします

2025年元旦
一般社団法人WITH医療福祉実践研究所
代表理事  佐原まち子

2024年4月のご挨拶

今年は1月1日の能登地震災害に始まりました。被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます
災害支援に関しましては、当法人は 公益社団法人日本医療ソーシャルワーカー協会の災害支援を応援させていただいております
https://www.jaswhs.or.jp/

4月に入り、桜が遅く咲いたり、つつじが早くに咲いたりと気候の変化も激しく、体調管理が難しい毎日ですね。どうぞ皆様ご自愛ください

WITH医療福祉実践研究所は、5月12日に対面でセルフケアの研修を再開いたします。少人数ですがゆったりと自分自身と向き合う1日を企画しています。関心のある方はホームページからお申し込みください

6月からの新しいWEB研修も次々アップしています

WITHの研修には同じ相談室から毎年複数ご参加いただくことがあります。
ソーシャルワークの大切な技術を仲間と共に共通で学ぶことができると、同じ視点でクライエント支援ができるという良さがあります。共通言語でお互いを育てていきましょう
ご参加お待ちしています

対人援助職のための 『面接を整えるⅠ』オンライン研修

対人援助の要となる面接について、事前準備から終結を含めてトータルに学ぶ機会は少ないものです。
コロナ禍で相談支援のあり方が多様化する中、対面・電話・オンラインなど媒体の違いによる支援の難しさを感じておられる方も多いのではないでしょうか。リアルな対面相談の機会が制限されるからこそ、限られた面接を双方にとって意味あるものにしたいですね。
2021年より 『面接を整える』のプログラム内容を更新し、オンラインで開催することにいたしました。
面接の一連を、「場・環境」 「流れ」 「コミュニケーション・スキル」 「援助者自身」 と多角的に丁寧に学びます。 電話相談やオンライン面接にも対応できる内容です。
臨床経験が浅い方はもちろん、臨床経験は積んできたけれど、面接技術を高めたいと考えておられる方、さらに構造的に学びたいと思っておられる方なども参加していただけます。
講義や演習を通し、仲間を作りながらどこからでもご参加いただけるWEB研修で、実践力を高めましょう。

【 日時・内容 】
2024年7月~10月 全6回(日曜 午前9:30~12:00 2時間30分)

第1回 : 7月21日(日) 環境を整える (場の構造化)
第2回 : 8月 4日(日) 出会い方を整える (初対面の場:雰囲気)
第3回 : 8月18日(日) 援助者自身を整える (出会う準備)
第4回 : 9月 8日(日) 対話における相互交流を整える (対話の流れ)
第5回 : 9月29日(日) 面談の一連を整える (面接における起承転結)
第6回 : 10月 6日(日) 終了後を整える (面談後の場、思考、感情)
【 定員 】
23名(最小開催人数8名)
【対象】
実践現場を持つ対人援助職 3年未満を中心にしていますが、経験者の方も申し込みは可能
【 参加費 】
25,000 円

当研修は【認定医療ソーシャルワーカー】20ポイント対象研修です

【 講師 】
福地智巴( 静岡県立静岡がんセンター / Maggie’s 東京 )
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心にソーシャルワークや心理臨床、教育等に携わり27年。
WITH医療福祉実践研究所では、面接技術やコミュニケーションに関する研修の他、支援者が自身の感性に触れ,育み,臨床に活用するための気づきワークショップなどを実施している。
*面接技法に特化した「面接を整えるⅡ」も研修企画しています

受付終了

面接にまだ慣れていない新人SWの方のための入門編

面接の土台を築く~面接に必要な3つの道具を磨く~

この講座は、講義や事例を通して面接に必要な「姿勢」「知識」「技術」の基本を振り返るとともに、自分の面接力を上げるために必要なものに気づけるような内容になっています。
面接を始める準備段階から面接終了後までの一連の流れの中で援助者に求められるものを6つのフェーズで学ぶ『面接を整えるⅠ』の導入偏にあたるものです。
「観て・聴いて・やってみる」の体験を楽しみながら実践力をあげていきましょう。

【開催日時】
2024年6月23日(日曜日) 13:00~16:00
【対象】
臨床経験3年未満の方、4月入職の方
【開催方法】
ZOOMによるWEB研修
【 定員 】
25名(最小開催人数8名)
【 参加費 】
5,000 円

当研修は 認定医療ソーシャルワーカー 4ポイント対象研修です

【 講師 】
福地智巴( 静岡県立静岡がんセンター / Maggie’s 東京 )
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心にソーシャルワークや心理臨床、教育等に携わり27年。
WITH医療福祉実践研究所では、面接技術やコミュニケーションに関する研修の他、支援者が自身の感性に触れ,育み,臨床に活用するための気づきワークショップなどを実施している。

受付終了

WEB研修

援助職のための記録の研修 基礎編

ソーシャルワーカー、ケアマネジャー、カウンセラーなど、対人支援に携わる専門職の現場にも働き方改革の波が及ぶ中、情報開示請求に堪える記録を時間内に書くプレッシャーは増すばかりです。
WITH医療福祉実践研究所では、アメリカと日本でソーシャルワーカーとして活躍し、記録に関する研修経験の豊富な八木亜紀子氏から、専門職に求められる記録を体験的に学ぶ継続研修を企画しています。

1.「基礎編」専門職の記録に関する講義を中心
2.「演習編」実践編へのステップアップ、記録を書くワークへ
WEBの参加しやすさとスキルアップを目標に開催しています。

初めて記録の研修受講される方はこの「基礎編」からご参加ください。

対象
実践現場を持つ対人援助職の方
基礎編講座内容
1.記録の講義 SOAP記録を基本とした、プログレス記録のポイントを理解します。
2.個別ワークとグループディスカッション
開催日・時
2024年7月7日(日)午前9:00~12:00
会場
ZOOMによるWEB研修
講師
八木亜紀子(福島県立医科大学 特任准教授 アアリイ株式会社 代表取締役
博士(医療福祉ジャーナリズム学)精神保健福祉士 公認心理師
カリフォルニア州臨床ソーシャルワーカー)
著書:『テキストマイニングによるソーシャルワーク記録の考察』(中央法規出版)
『相談援助職の記録の書き方』(中央法規出版)
『事例で理解する相談援助のキーワード』(中央法規出版)
『相談援助職の「伝わる記録」』(中央法規出版)
参加費
5,000円
定員
48名

※当研修は【認定医療ソーシャルワーカー4ポイント対象研修です

※同日午後「演習編」を開催します。併せてご参加ください

受付終了

援助職のための記録の研修 演習編 ~書いて学ぶ研修にチャレンジ!~

WITH医療福祉実践研究所では、アメリカと日本でソーシャルワーカーとして活躍し、記録に関する研修経験の豊富な八木亜紀子氏から、専門職に求められる記録を体験的に学ぶ継続研修を企画しています

1.「基礎編」専門職の記録に関する講義を中心
2.「演習編」実践編へのステップアップ、記録を書くワークへ

WEBの参加しやすさとスキルアップを目標に開催しています。
今回は基礎編からより実践を意識した「演習編」、ロールプレイを見て自身の記録を作成します。  そこから学ぶ3時間半 記録のチャレンジ演習を中心にした研修を企画です。

参加対象
これまでに八木亜紀子氏または中村洸太氏の記録の基礎を学んだ援助職の方
演習内容
1.SOAP記録の基本振り返り講義。
2.ロールプレイ視聴
3.個別ワークとグループディスカッション
4.講師フィードバック
(各グループには記録上級編修了者がファシリテーターに入りサポートします)
開催日・時
2024年7月7日(日)午後13:00~16:30.
開催方法
ZOOMによるWEB研修
講師
八木亜紀子・ 中村洸太

八木亜紀子(福島県立医科大学 特任准教授 アアリイ株式会社 代表取締役 博士(医療福祉ジャーナリズム学) 精神保健福祉士 公認心理師 カリフォルニア州臨床ソーシャルワーカー)

著書:
「テキストマイニングによるソーシャルワーク記録の考察」中央法規出版(2024年)
「精神障害・発達障害のある人が活躍する職場のつくりかた」(共著)中央法規出版(2021年)
「相談援助職の『伝わる記録』」中央法規出版(2019年)
「事例で理解する相談援助のキーワード」(共著)中央法規出版(2019年)
「相談援助職の記録の書き方」中央法規出版(2012年)
など

中村洸太(東洋学園大学 専任講師 博士(ヒューマン・ケア科学) 臨床心理士 公認心理師 精神保健福祉士 産業カウンセラー)

著書:
「メールカウンセリングの技法と実際」(共著)川島書店(2017)
「ココロにまいにちイイコト」翔泳社(2017)「安全衛生教科書 メンタルヘルスマネジメント®検定Ⅱ種Ⅲ種テキスト&問題集」(共著)翔泳社(2021)
「心理教科書 公認心理師 完全合格問題集/完全合格テキスト/要点集」(共著)翔泳社2021)
など
参加費
6,000円
定員
25名(最少催行人数 12名)

※当研修は【認定医療ソーシャルワーカー4ポイント対象研修です

受付終了

対面再開します! 国指定名勝及び史跡『向島百花園』で体験する

対人援助職自身のセルフケア

 「専門職としての自分」と専門職を離れた「個としての自分」双方の倫理観・価値観のバランスを取りながら、要援助者に向き合うことに難しさを感じることはないでしょうか。援助者自身も癒される必要があると理解していても、自分が必要としていることに気づけなかったり、自分の癒し方・調え方が分からないという声も聞こえてきます。
 江戸時代から続く庶民の庭園である向島百花園の自然を眺めながら、自分を見つめ、漆器とコラボした食事で自分を癒し、それぞれのセルフマネジメントのあり方を探ってみませんか?

<開催日程>
2024年5月12日(日)10:00~16:00
<開催場所>
東京都立 向島百花園 御成座敷(東京都墨田区東向島3-18-3)
<研修対象者>
テーマに興味関心のある対人援助職に従事する人 定員15名
<研修費>
11,000円(昼食・菓子含む)
<特典>
会津漆器 めぐるの器でいただく、体に優しい昼食と向島自慢のお菓子で楽しんでいただきます!
<内容>
テーマ:
「対人援助職のセルフマネジメント
~自然の中に身を委ねながら自身を見つめ、自分を緩める方法を探る~」
プログラム:
セルフマネジメントの重要性を理解する
自然の中で「自分」に出会い、体とハートの声を聴く
自分にとってのセルフマネジメントのあり方を獲得する(想像・創造・習得)
少しの講義と様々な体験(ワーク)を中心とした研修です
<講師> 福地智巴(県立静岡がんセンター / M aggie’s東京 他)
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心に、20数年ソーシャルワークや心理臨床に携わりながら、対象者の心や魂に寄り添うコミュニケーションについて探求している。五感(色・イメージ・音・香り 等)を活用するワークや、アートツールを取り入れたコミュニケーションのスキルアップ研修等を企画・実施している。また、セルフケア(緩める、委ねる、慈しむ)の方法を模索する人々とともに、様々な心身へのアプローチを体験する機会を提供している。

受付終了

面接を整えるⅡ 特別企画

臨床における感情にどう向き合うか・どう寄り添うか

 臨床では、クライエントの困りごと(事柄)だけでなく、関わる人々の感情にも向き合うことになります。丁寧に向き合おうとするからこそ、クライエントの感情に圧倒されたり、どう対応して良いか迷ったり、援助者の感情が揺さぶられるということは少なくないと思います。それこそが臨床の醍醐味でもありますが、クライエントの感情への寄り添い方や、援助者自身の感情の整え方に困難を感じるという声も聞こえてきます。
 また今回のような自然災害による非情な出来事に遭遇した結果、強い悲嘆や怒りを抱える人に直面することがあります。今だからこそ援助する側が備えるべきスキルを担保しなければと考えます。
 そこで、「面接を整えるⅡ 感情編」を再開することにいたしました。
今回は「悲嘆」と「怒り」の感情について、講義や演習を通して学んでいきます。対応の難しさの中にとどまる意味の深さを一緒に体験しませんか?

【企画】
2回連続で「悲嘆」「怒り」の両方に参加いただく研修としました
【日時】
《悲嘆》2024年4月14日(日) 9:30~12:00
《怒り》2024年4月21日(日) 9:30~12:00
【方法】
ZOOMオンライン開催
【対象】
「面接を整えるⅠ」の受講歴のある方を優先
受講歴がなくても保健医療福祉分野での臨床経験のある方
【人数】
23名 (最少催行人数10名)
【参加費】
2回連続講座 10,000円
【講師】福地智巴(県立静岡がんセンター / M aggie’s東京 他)
 がんやホスピス・緩和ケア領域を中心にソーシャルワークや心理臨床、教育等に携わり約26年。
 WITH医療福祉実践研究所では、面接技術やコミュニケーションに関する研修の他、支援者が自身の感性に触れ,育み,臨床に活用するための気づきワークショップなどを実施している。

受付終了

2024年 新年のご挨拶

あけましておめでとうございます

早いものでWITH医療福祉実践研究所は2014年の設立から今年で10周年を迎えます。

対面の研修の一部復活を検討開始し、参加しやすいWEB研修は、継続研修として引き続き開催いたします。実践家の皆様の役に立つ学びを提供し、新しい試みにもチャレンジしていきたいと考えています。

昨年は、夏の猛暑後は秋が感じられないまま冬に突入しました。誰もが体調管理がむつかしいと感じる2023年だったことを振り返ります。

環境がこれだけ変化する日々を経験しますと、それが人に与える影響が我々の予想以上に大きいものだと改めて実感いたします。

課題を抱えながらもより良い暮らしを望むクライエントを前に、対人援助職に携わる者は、ますます大きくなるその期待を受け止め、彼ら彼女らに寄り添うために専門性を磨き続ける必要にも迫られています。

今年もたくさんの方々とお目にかかり共に学びを進めることを楽しみにしています。

WITH医療福祉実践研究所 よろしくお願いいたします。

2024年元旦 理事一同