この瞬間の体験に意識を向けて、ただ そうある自分を観る 『マインドフルネス』 が 様々な分野で活用されています。自分の身体やこころのあり様に気づく力を育み、ただそうある 『ありのままの自分』 を大切に扱うことは、対人援助職者にとってセルフケアそのものともいえます。
江戸時代から続く庶民の庭園である向島百花園の御成座敷で、自分に触れて,自分を識り,自分を癒す,体験をしてみませんか?
今回は、チベット密教で修行や儀式として作成される砂曼荼羅 (瞑想をしながら,砂をつかって曼荼羅を描き,壊しして,自然にかえす) を体験(行動瞑想)することで、『今』 の自分 に触れてみたいと思います。
【 曼荼羅(Mandala) とは 】
サンスクリット語で「Manda」という 『本質』 を意味する言葉に、「la (得る)」という 意味の接尾語がついた仏教の儀式などに使用される図絵のことです。 『本質や真理に至るための図』 と解され、仏陀の智慧の面から御覧になった世界とも言われます。
C・G・ユングは「曼荼羅は一つとして同じものはない、個々人によって異なる内的な像である」と捉え、曼荼羅に個人の心理状態が表れると考えました。
さて,『今』 の皆さんの心模様はどのように描かれるのでしょう...
<開催日程> 2017年 5月14日(日) 10:00~16:00
<開催場所> 東京都立 向島百花園 御成座敷 (東京都墨田区東向島3−18−3)
<研修対象者> テーマに興味関心のある対人援助職に従事する人 定員17 名
<研修費> 11,000円 砂曼陀羅の道具・昼食・名物の和菓子のおやつ代金含む
テーマ : 「砂曼荼羅(行動瞑想)を通して自分に触れて,自分を感じ,自分を癒す 」
【プログラム】
* マインドフルネス と 曼荼羅 と セルフケア
* 砂曼荼羅の作成 (行動瞑想)
* 曼荼羅と繋がり,自分に触れて,感じて,手放す ⇒ 破壇(はだん)
* セルフケア : 自分を大切な存在とした扱う
<講師> 福地智巴
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心に、相談支援の臨床に携わること20数年。
一方で、人が自分自身と出会い,自分を識り,自分を慈しみ,育んでいくことの大切さに気づき,自分の感性や能力を日常生活や仕事の場で活かしていく助けとなるようワークショップや研修を企画・実施している。 ソーシャルワーカーや心理士を対象とした研修の企画・実施にも携わってる。
<申し込み>
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