臨床は『一期一会』だからこその醍醐味はありますが、面接が終了した後に、「もっと違う言い方ができたかな…」「あれで良かったのだろうか」と振り返り悩むこともあるのではないでしょうか?特に臨床経験が少ない場合には、反省したけれど、どうすれば良かったのかが分からないまま、新しい悩みを抱えるという声もきこえてきます。
今回は実践力をあげるために、「実践する(筋トレ)」を目的にした研修です。
参加者全員がお互いの資源になることで実践力が磨かれます。臨床は経験が磨かれる場ではありますが、練習の場ではありません。大丈夫! みんな進化の途中という点ではお互い様です。恥ずかしがらずに共に自分を磨いていきましょう。
【内容】
「面接を整えるⅠ」の第3・4・5セッションを基盤に、特に第4セッション「対話における相互交流を整える」を中心に、対話のロールプレイを重ねて実践力を磨きます。
「観て」「聴いて」「やってみる」体験を通して、下記のような場面での自分の道具(知識・技術)を磨き、増やしていきましょう。
- 出会い「はじめまして」から面接の目的(本題)に入る場面
- 面接における沈黙の場面
- 対話の流れが本筋からどんどんずれていく場面
- 相談員に依存的だったり回答を求められるような場面
- 他機関にファーストコンタクトを取る時の場面
- その他 (受講者にトレーニングしたい場面をロールプレイで練習)
【講師】
福地智巴(静岡県立静岡がんセンター/WITH医療福祉実践研究所 他)
がんやホスピス・緩和ケア領域を中心にソーシャルワークや心理臨床、教育等に携わり丸28年。WITH医療福祉実践研究所では、面接技術やコミュニケーションに関する研修の他、支援者が自身の感性に触れ,育み,臨床に活用するための気づきワークショップなどを実施している。
【日時】
2025年2月22日(土) 9:00~12:00(受付8:45~)
【方法】 オンライン
【定員】 25名(先着順)
【費用】 5000円