本研修は、ソーシャルワークの基本となるソーシャルワーク援助プロセスを事例を通して再検討することで、相談援助職としてのミクロレベルの実践を整える研修です。
なにかもやもやする、自分が援助したいと思ったこととクライエントの反応に食い違いがある、なぜこうなってしまったのかを整理したい、そんな思いを感じることはありませんか?
私たちは、相談援助のためのさまざまな知識を学んでいますが、実際に実践で活かしきることは難しいことです。机の上で学んだことを実践と結びつけると実践に一本の筋が通ります。
講師の取出涼子氏は長年多くのスーパービジョンを受けながら医療機関でのソーシャルワークを実践してきました。ご一緒にソーシャルワークの基本を確認しなおし、事例を通して体験的にあなたのソーシャルワークの質を向上させましょう。
今回は、講義2回と事例検討4回をコースとし、zoomにて開催します。すべての日程に参加でき、実践事例を1例提出すること(ただし、研修で取り上げるのは4事例のみとなります)を参加条件といたします。
【対象】
実践現場を持つ対人援助職の方
【講師】
取出涼子
(医療法人社団輝生会 船橋市立リハビリテーション病院 教育研修部長)
北里大学病院、初台リハビリテーション病院でSWとして活躍、その後医療法人輝生会 SWCM部門代表本部 教育研修局部長 兼 SWCM部門統括 ののち現職
- 共著
- 「だから面白いソーシャルワーカーの仕事」 2004 厚生科学研究所
- 共著
- 「保健・医療・福祉専門職のためのスーパービジョン」第8章2(2)2018 ミネルヴァ書房
- など多数
【会場】zoom開催
【開催日時】
いずれも9:15受付 9:30~11:30
- 2021年4月11日(日)
- 講義:ソーシャルワーク援助プロセスについて(1)
問題発見から援助契約までを見直す - 4月25日(日)
- 事例検討
- 5月23日(日)
- 事例検討
- 5月30日(日)
- 講義:ソーシャルワーク援助プロセスについて(2)
クライエント理解を深める - 6月13日(日)
- 事例検討
- 6月27日(日)
- 事例検討
【参加費】
全6回 20,000円
【定員】20名